登録や運用の方法は:
- 行き(各バス停で乗車→終点で全員降車)か、帰り(出発点で全員乗車→各バス停で降車)か
- 添乗者がスマホなどで児童の名札のQRを読み取るか、児童が自分でQRをかざすか
によって若干変わります。それぞれの場合について分けて説明していますので、運用にあった説明をご参照ください。
動画:
バススケジュールの設定方法
登校便を例に、新たなスケジュールを作成する手順を2分程度の動画にしました。この動画では2つの停留所で児童を乗車させた後、小学校で全員降車させるスケジュールを作成しています。
スケジュールの稼働方法
スケジュールを手動で稼働させるための手順を示した20秒の動画です。
自動稼働を設定しておくことにより指定した曜日・時刻に自動的にスケジュールを稼働させることもできます。動画のようにスケジュールを稼働させる際に欠席の児童のチェックを外すことができるほか、「稼働スケジュール」の「編集」画面でチェックを外したり、保護者からのバスを利用しない登録によって乗車しない児童のチェックを自動的に外すこともできます。
目次
- バスモード使用前の準備
- 読取(送信)者への権限付与
- 保護者への確認許可
- 運行スケジュールの作成
- バス/行き:各バス停で乗車→園で降車
- バス/帰り:スクールで乗車→各バス停で降車
- 複数便の設定(下校便2便の場合)
- スケジュールの稼働
- 管理者向けその他の機能
- 操作ログ検索
- 点呼記録のメール
- 設定
- バス運転士・添乗者の運行時の操作
- バスモード使用前の準備
- QR読取画面を表示する
- QRを読み取る
- QRを読み取った後の運行
バスモード使用前の準備
予めバスモードの管理者と添乗者(読取者)はそれぞれバス・外出モード使用権限を持っている必要があります。 バス・外出モード試用権限はお申し込みにより弊社で登録しています。 使用権限がない場合はこちらのリンクよりお申し込みください。
読取(送信)者への権限付与
読取者とは、児童のQRを読み取ってその情報をサーバーに送信するユーザーを指します。ワンマンバスではバス運転手、添乗員がいる場合は添乗員のスマホやタブレットでシステムにログインするときのユーザー名(メールアドレス)です。管理者がスケジュールを作成するときにそのスケジュールの読取者を指定します。これによって特定のスケジュールに特定の読取者が紐づけられ、スケジュール稼働中は読取者の端末に乗降予定の停留所や児童が表示されます。
管理者以外の人がバスモードの読取者となるには、管理者が読取者に対して管理者が管理するQRの読取権限を与える必要があります。 管理者と読取者が同じ場合は権限付与は必要ありません。以下は権限付与の手順です。
読取者への権限付与に先立って、本システムに読取者のユーザー登録を行います。ユーザー登録の方法は管理者や保護者のユーザー登録の方法と同じです。ユーザー登録の方法についてはこちらをご覧下さい。
「バス・外出(点呼)モード」のスケジュール一覧ページで「読取者の追加」ボタンをクリックします。

読取「送信」者のユーザーID(メールアドレス)を入力してOKをクリックします。

許可用のQRが表示されます。読取(送信)者のユーザーIDでログインし、「QR読取」機能でこのQRを読み取ってください。

許可用のQRを読み取ると許可を得るかどうかを選択するボタンが表示されますので「許可を得る」をタップします。以上で権限付与は完了です。 再ログイン後に権限が有効になります。

管理者と読取者
管理者と読取者は役割が異なるため使用できる機能が異なります。
管理者ができること
- スケジュールの作成・稼働・停止
- 複数のスケジュールの運行状況や児童の乗降状況の確認
- 保護者からの連絡の確認(過去・当日・未来)
- QRの作成や権限の付与
読取者ができること
- 担当するスケジュール(停留所・乗降予定児童)の確認
- 担当スケジュールに関係した児童のQRの読取
- 保護者からの連絡の確認(当日、担当スケジュールに関係した連絡のみ)
保護者への確認許可
保護者が児童の乗降を確認する場合、保護者も本システムにユーザー登録を行う必要があります。本システムの「使い方」メニューの 「①対象のQRを絞り込んで一括で許可用QRを作成する」「②個別に許可用QRを作成する」を参考に、保護者に対して確認許可を与えて下さい。
保護者が確認許可を得ることにより、許可を与えられた児童に関する下記情報の確認・登録ができます。
- 児童が登録されているバスの運行状況
- 児童の乗降の状況(「出入履歴」画面)
- 児童の乗降通知メール(システムの設定でメールが利用可能な場合)
- 欠席などの連絡(連絡機能)
ご注意:「確認許可用QR」は一度有効期限が切れるか削除して再発行しますと内容が変わります。古い確認許可用QRは使えません(「許可できませんでした」というメッセージが表示されて登録できません)ので、再作成した場合は最新の確認許可用QRを再度印刷して保護者に渡すようにしてください。
登録確認メールが届かない場合
保護者がユーザー登録を行う際、「確認メールが届かない」などの問題が報告されることがあります。その場合、下記を参考に対応して下さい。ユーザー登録を保護者にご案内する際に、「予めメール受信の許可リスト(ホワイトリスト)に『 frutiful.net 』ドメインを追加した上でユーザー登録してください。」と記載することをお勧めします。
【メールが届かない原因】
- 登録時、入力したメールアドレスを間違えている
- 受信拒否の設定がされている
- 迷惑メールに振り分けられてしまっている
【対応方法】
- メール受信の許可リスト(ホワイトリスト)に「 frutiful.net 」ドメインを追加する
- 正しいメールアドレスを再確認し、ユーザー登録を行う
- A) 既に登録されているというエラーが出ればアドレスは正しく、以前のメールがブロックされた、あるいは迷惑メールに振り分けられた可能性があります。 迷惑メールフォルダを確認し、「登録確認メール」という件名のメールを探して下さい。このメールがない場合は別のメールアドレスで再登録するか、 管理者に状況をご連絡下さい。
- B) そのまま登録できれば前に登録したときのアドレスが誤っていたということになります。その後メールが届きますので登録を完了してください。
保護者が確認許可を得たかどうか知りたい場合
「設定」画面でQR一覧の「確認許可」ボタン右側に許可を得たユーザーの人数が表示されています。0のものは確認許可を得た人がいない(=保護者が確認許可を得ていない)ということになります。また、「確認 許可中」の表示があるものは発行した確認許可用QRの有効期限内で、保護者が確認許可用のQRを読み取ることで児童の出入りやバスの乗降を確認することができるようになります。「確認 許可中」の表示がないものは確認許可用のQRが発行されていないか、有効期限が切れています。再度確認許可を与えたい場合は確認許可用QRを再発行して保護者に渡すか、次項「確認許可用QRを読み取ることができない場合」の方法で手動で確認許可を与えて下さい。

確認許可用QRを読み取ることができない場合
稀に保護者等の端末で確認許可用QRを読み取ることができなかったり、カメラのない機器を使用したい場合があります。その場合、管理者が手動で確認許可を与えることができます。
①保護者から「QRだれドコ」にユーザー登録したときのメールアドレスを教えてもらいます。
②前述の「確認許可」ボタンをクリックすると有効期限を入力する画面が表示されます。初期値の有効期限「1」日のまま「OK」で進みます。

③確認許可用のQRが表示されその下に手動で許可を与えるユーザーID(①で取得した保護者のメールアドレス)の入力欄が表示されます。ここにユーザーIDを入力して「許可を与える」ボタンをクリックすることで個別に手動で許可を与えることができます。

運行スケジュールの作成
(バス/行き:各バス停で乗車→園で降車の場合)
登校(朝、各バス停で児童をバスに乗車させて学校で全員降車)のスケジュール作成方法について説明しています。
「バス・外出(点呼)モード」を選択します。

ひな型となるバススケジュールを新規追加します。 スケジュールを稼働させるとこのひな型のコピーが作られ、「稼働スケジュール」リストに表示されます。 稼働スケジュールはその日の児童個別の出欠に応じて編集することができます。児童の保護者が予めその日のバスを利用しない登録をしている場合は稼働スケジュールに自動的に反映されます。

下図はひな型スケジュール編集画面です。

スケジュール名や読取者のID(メールアドレス)など、必要事項を入力します。
「自動稼働」にチェックを入れることにより、決まった曜日の決まった時間に運行を開始・停止することができます。 開始時刻と終了時刻は実際の運行時間を十分カバーできる設定にしてください(例えば実際の運行が7時~8時なら設定は5時~10時に設定します)。

※ 同じ読取者が行きと帰りの便の両方を運行する場合、行きの便の時間帯と帰りの便の時間帯が重複しないように注意して下さい。 行きの便を朝6時から11時、帰りの便を11時から20時のように特定の時刻(ここでは11時)を境に便を切り替えることは可能です。重複している場合、後のスケジュールを稼働することができません。

乗降対象者を追加します。乗降対象者はこの便のバスで乗降を行う可能性のある児童を予め選んでおきます。 乗降を行う可能性のある児童を予め絞り込んでおくことで選択間違いを防ぎ、乗降予定者の選択を容易にします。 乗降対象者のチェックをONにしたら「決定」をクリックします。

次に「+乗降場所を追加」をクリックして乗降場所を追加していきます。

一つ目の乗降場所が表示されるので時刻と場所を選択または直接入力します(選択肢に停留所を表示させるには「設定」→「場所データ一覧」に予め場所を登録しておく必要があります)。 ここでは最初のバス停「◆第一公園」と「乗車」を選択しています。 「保存」をクリックします。
乗降場所は予め「場所データ」で登録した場所リストから選択できるほか、直接入力することができます。この「場所データ」はバス内のタブレット等で音声で読み上げられます。 読み方が間違っている場合や省略形で読み上げたい場合など、音声で読み上げる際の読み方を指定したい場合は【】で読み仮名を追記して入力して下さい(例:第一公園【だいいち】)。
乗車の名称の前に◆などの記号を付けると、一定時間(■:30分、◆:60分、▼:90分、▲:2時間、●:4時間)経過しても降車の場所(上記のマークなし)でQRが読み取られない場合、未降車の可能性があるとして要注意メールが関係者に送信されます。乗車停留所には記号を付け、降車停留所には記号を付けずに登録します。

「保存」ボタンをクリックすると停留所が登録され、乗車の場合はこの停留所での乗車予定児童の登録、降車の場合は降車予定児童の登録ができるようになります。このバス停で乗車する児童の名前を選択します。ここでは「あおい」「かずま」「かほM」「つむぎ」「ゆいか」が乗車するものとします。

↓

次のバス停を登録します。「+乗降場所を追加」をクリックします。

このバス停でも児童が乗車するので時刻とバス停を選択または入力し、「乗車」を選択します。「保存」をクリックして下さい。

「保存」をクリックすると赤で表示されていたボタンが白となり、既に選択した児童以外の児童を乗車登録できるようになります。

ここでは「ひなた」「ひまり」「めい」が乗車するのでそれぞれにチェックを入れます。

さらに次のバス停を登録します。

ここでは「はな」「はると」「ゆいな」「ゆうきA」「れん」が乗車します。既に選択した児童はグレーアウトしています。

最後に、入園で全員を降車させる登録をします。「+乗降場所を追加」をクリックします。

場所データとして「入園」を選択し、「降車」を選択します。「保存」をクリックして下さい。(「入園」は安全な場所なので原則として◆などのマークは付けません。)

乗車登録のみで降車が登録されていない児童は「降車漏れ」として赤で表示されます。

乗車した児童は全て降車させる必要があるので、赤で表示された児童がいないように、すべての児童を降車登録します。 降車登録するとボタンが緑色になり、すべての降車登録が完了すると下のように赤の表示がない画面となります。

このひな型を保存するために「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。

「スケジュールリストに戻る (OK)」をクリックすると、先ほど登録したスケジュールがひな型リストに表示されます。

(バス/帰り:スクールで乗車→各バス停で降車の場合)
夕方、スクールから帰る児童を登録し、各バス停で児童が降車するスケジュールの作成方法について説明しています。
「バス・外出(点呼)モード」を選択します。

ひな型となるバススケジュールを新規追加します。

下図はひな型スケジュール編集画面です。

スケジュール名や読取者のID(メールアドレス)など、必要事項を入力します。
「自動稼働」にチェックを入れることにより、決まった曜日の決まった時間に運行を開始・停止することができます。


乗降対象者を追加します。

次に「+乗降場所を追加」をクリックして乗降場所を追加していきます。

一つ目の乗降場所が表示されるので時刻と場所を選択または直接入力します(選択肢に停留所を表示させるには「設定」→「場所データ一覧」に予め場所を登録しておく必要があります)。 ここでは「◆スクール乗車」と「乗車」を選択しています。「保存」をクリックします。

このバス停で乗車する児童の名前を選択します。ここでは次郎を除く9人が乗車するものとします。


次に、最初に降りるバス停を登録します。「+乗降場所を追加」をクリックします。

時刻とバス停を選択または入力(降車は安全として◆マークは原則として付けません)し、「降車」を選択します。この時点では児童の名前にチェックが入っておらず、 だれもここで降車しないことになっているのですべての児童が「降車登録漏れ」として赤で表示されています。

ここでは太郎と三郎が降車するので太郎と三郎にチェックを入れます。これにより太郎と三郎は降車登録漏れではなくなり、緑で表示されます。

さらに次のバス停を登録します。

ここでは四郎、五郎、六郎が降車します。三郎と太郎は降車済みなのでグレーアウトしています。

同様に2つの降車場所を登録します。西高前バス停では七郎と八郎が、すずらん通りバス停では九郎と十郎が降車します。 下の図のように赤いチェックボックスがない状態であれば正しく乗降登録ができています。 赤いチェックボックスがある場合は乗車だけが登録され、降車の指定がない児童がいることを示しています。

このひな型を保存するために「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。

「スケジュールリストに戻る」をクリックした場合、先ほど登録したスケジュールがひな型リストに表示されます。

複数便の設定(下校便2便の場合)
同じバスが同じルートを複数回往復する運行を行う場合があります。例えば学校からの下校で1便目を14時に出発、15時に最後の停留所まで到達した後に再度学校に戻り、2便目を16時に出発する場合などが挙げられます。このような場合の一つの運行方法として、スケジュールを2便設定にする方法があります。下記はスケジュールを2便にしたときの運行イメージです。
2便設定はスケジュール作成編集画面で行うことができます。

下はバス運転手(添乗員)の画面です。スケジュールを2便に設定した場合、例えば下校の1便目に全員乗ることは稀であるため、何人か乗った後で出発時刻になりましたら「強制完了」ボタンを押して乗降を完了させた上で出発します。下図は2名乗車(灰色)、4名未乗車(黄色)の状態で出発する例です。

各停留所では、実際に乗車した児童のみ、降車予定のリストに表示されます。この例では降車予定である「4えみり」「5おうま」と「9けんた」のうち、実際に乗車している「4えみり」だけが降車予定として表示されています。(「5おうま」と「9けんた」は「未乗車対象外」となっています。)このようにして乗車した児童を各停留所で降車させます。

下図は一便目が完了したときの管理者の進捗画面です。

乗降完了した児童は灰色で表示されます。

2便設定のスケジュールの場合、1便目が完了すると「次の便を開始する」というボタンが表示されます。バスが2便目の運行のために学校に戻り、2便目の児童の乗車を開始する前に「次の便を開始する」ボタンをタップします。

下は2便目の画面です。1便目で乗車した2名はすでに消し込まれた状態で表示されています。これにより、運転手(添乗員)は1便目で乗降した児童、乗降していない児童を確認することができます。残りの4名が乗車すると自動的に乗降完了となります。欠席などで残り4名の一部が乗車しない場合は「強制完了」で出発します。

ここでは、「9けんた」を除く3名が乗車し、「強制完了」で出発するものとします。
次の停留所では前便で乗降済みの「4えみり」と未乗車の「9けんた」は降車予定に入っていません。

このように予定に沿って第2便の児童を降車させ、乗降を完了させます。
下は、第2便が完了した後の進捗画面です。「9けんた」以外の児童が灰色になり、乗降が完了したことがわかります。

スケジュールの稼働
自動稼働を設定している場合は指定した曜日と時刻に自動的に稼働されます。スケジュールを手動で実行する場合は「稼働する」をクリックします。編集画面が表示されるので、当日の実際の予定に合わせて変更し、 「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。ひな型を変更したスケジュールが「運行スケジュール」にコピーされます。 稼働中のスケジュールには「状態」欄に「■」が付けられます。

「運行中」のマークがついているスケジュールの 「読取者」に指定されている読取者がログインし、その読取者が「QR読取」メニューをタップすると自動的にバスモードでの読取となります。
※注意:一人の読取者は一つのスケジュールを運行する前提のため、同じ読取者で同時に複数のスケジュールを「運行中」にしないでください。
下のように、ひな型のスケジュールから複数のスケジュールを選択し、まとめて稼働することもできます。

普段の運用方法
スケジュールのひな型は複数登録でき、それぞれに「○○方面第□便」のように任意の名前を付けることができます。 通常、ルート(方面)と時間帯(便)ごとに乗降する児童はだいたい同じです。 そのため、予めルートと時間帯(場合によっては曜日)ごとにスケジュールのひな型を作っておくと便利です。 スケジュールの自動稼働が設定されている場合、指定された曜日と時刻になると自動的にスケジュールが稼働されます。 手動でスケジュールを稼働させる場合はそのスケジュールを「稼働する」ボタンを押して運行を開始できます。 もしその日に休みになる児童がいれば稼働スケジュールの「編集」ボタンを押し、その児童のチェックを外して 「スケジュールリストに戻る(OK)」をクリックします。
普段の運用3ステップ:
- スケジュールのひな型(ルート・時間帯ごと)の「稼働する」をクリック
※自動稼働が設定されている場合は自動的に稼働されます。
- 「稼働スケジュール」の「編集」をクリックし、その日の実際の登園(登下校)予定に合わせて一部修正
- スケジュールリストに戻る(OK) → 運行するバスに予定の変更が伝達されます。
操作についてご留意事項
- 原則として出発15分前までに稼働スケジュールの編集を完了してください。既に点呼された人のスケジュールは編集できません。
- バス側のタブレットはサーバーに対して定期的にスケジュール変更を問い合わせます。問い合わせは運行前 (最初の1人がQRを読み取る前)は10分おき、運行開始後は各バス停で点呼が完了した時に行われます。 また、タブレット側で「表示更新」ボタンを押した時にもスケジュール変更が反映されます。
- ひな型の「稼働する」ボタンから手動でスケジュールを再稼働したときはバス端末側もリセットされます。
稼働についてのご留意事項
- 稼働スケジュールは全て深夜にリセットされます。稼働中になっているスケジュールがあれば停止されます。
- 自動稼働が設定されているひな型を編集した場合、次回稼働開始時に変更内容が稼働スケジュールに反映されます。
- 自動稼働が設定されているひな型を編集した場合で、かつそれをひな型とする稼働スケジュールが存在しない場合は自動稼働時に新たに稼働スケジュールが作成されます。
バスを利用しない日の登録
保護者がバスを利用しない登録を行うと、管理者の「出入履歴」画面の連絡欄に保護者が行った登録内容が表示されます。

- 「連絡時刻」:保護者が登録を行った日時です。
- 「種類」:【バ】はバスを利用しない登録であることを示しています。【欠】は欠席の連絡であることを示しています。
- 「QRコード」:対象となる児童の名前等を含むQRコードです。
- 「内容」:いつ、どのスケジュールに対して登録が行われたかが表示されています。[利用無]は利用しない登録、[取消-利用無]は利用しない登録を取り消したことを示しています。
保護者が児童の「バスを利用しない登録」を行うと、指定された日とスケジュールでその登録情報が自動的に反映されます。
下の例は「稼働スケジュール」の「編集」をクリックした時の画面です。ページトップに本日利用しない児童のリストが表示され、チェックボックスのチェックが自動的にOFFになっています。

登録と登録取り消しの締め切り時刻
次の場合、登録や登録の取り消しができません。
- 当日の登録では、最初の停留所の出発予定時刻の15分前を過ぎると登録できません。
- 当日の登録では、最初の停留所の出発予定時刻にかかわらず、最初の停留所の出発後は登録できません。
- 過去、または1か月以上先の予定は登録できません
電話や連絡機能でバスを利用しない連絡を受けた場合は
次の方法で保護者と同様に「バスを利用しない登録」を行うことができます。
「出入履歴」画面を表示します。

児童の名前を入力します。

さらに、「QRが含む文字で検索」のチェックをONにすると出入履歴の児童が絞り込まれます。絞り込みの結果複数の児童が表示されても問題ありませんが、9名以下になるように絞り込んでください。

「お知らせなどの連絡」ボタンをクリックします。

対象児童にチェックを入れるか、チェックが入っていることを確認します。

保護者の操作と同様に登録を行ってください。

管理者向けその他の機能
操作ログ検索
稼働を完了したスケジュールの操作ログを確認することができます。チェックボックスの設定によりイレギュラーな操作や事象が記録されたものだけを抽出することができるため、 異常が発生したスケジュールを簡単に確認することができます。操作ログは次回同じスケジュールが稼働されたときにクリアされます。

点呼記録のメール
スケジュールが完了する都度(2便の場合は1便が完了するごとに)点呼記録のメールが管理者に届きます。点呼記録はExcelで開くことができるCSV形式になっており、その日の詳細な運行記録(いつどこで誰が乗車・降車したか)や各バス停での乗降者の人数とその集計、バス乗員のタブレット操作の詳細記録が保存されています。

管理者がこの記録を他の人や会社(バス運行会社など)と共有したい場合は、点呼記録メールを転送してください。GmailやOutlookでは自動転送の設定を行うことができます。
設定
連絡・メール送信などの設定
QR読取時や予定外点呼時などにシステムからメールが送信されますが、これらメールを送信しないようにすることができます。 機能詳細と用途は下記の通りです。
- 「児童がバスに乗らないことを確認者(保護者)が登録できないようにする」:運用上、児童がバスを利用しない登録をする機能を利用したくない場合はこのチェックをONにします。
- 「確認者にQR読取通知メール(対象:確認者)を送信しない」: 運行テスト時など、保護者へのQR読取通知を抑制しつつ、QRを読み取ることができます。バスモードでないときに読み取った場合、読取通知は送信されます。
- 「予定外点呼、強制完了時の要注意メール(対象:管理者・確認者)を送信しない」: 強制完了を前提とした運行をする場合(同じスケジュールで折り返し2便運行する場合等)など、 予定外点呼や強制完了時のメール送信を抑制したい場合にチェックをONにします。
- 「確認者に注意マーク(■◆▼▲●)の時間超過によるメール(対象:管理者・確認者)を送信しない」:注意マークのついた場所でQRが読み取られ、そのままの状態で一定の時間が経過すると確認者に送信される要注意メールを抑制することができます。管理者には送信されます。

バス運転士・添乗者の運行時の操作
バスモード使用前の準備
「設定」メニューでバスモードに適した設定にしておきます。 必要に応じて予め表示ロックの設定をしておきます。添乗者がスマホで児童の名札のQRをスキャンする場合はロックの設定は不要です。 タブレットを据え付けておき、児童に自らスキャンさせる場合は不用意な画面操作を避けるため表示ロックをお勧めします。 予め内カメラ・外カメラの設定をしておきます。

添乗者がスマホで児童の名札のQRをスキャンする場合は外向き、 児童が自分でタブレットにQRをかざしてスキャンする場合、カメラは内向きに設定します。QR読取機をWindows/Chrome OS のPCやタブレットで使用する場合は「QR読取機(Win/ChromeBook + A-860SU)」を、Android スマホやタブレットを使用する場合は「QR読取機(QRだれドコアプリ+A-860SU)」選択して下さい。Android端末を使用する場合は読取機用のアプリ「QRだれドコ読取機 for Android」(無料)のインストールが必要になります。

予めChromeのホームページ設定で、ホームページをだれドコのホームページにしておきます。カメラを使う場合は予めサイトにカメラの許可をしておきます。 許可をすることにより、ページをリロードする都度カメラの許可をするボタンを押す必要がなくなります。
QR読取画面を表示する(バス運転士・添乗者)
バス内でQR読取に使用するタブレットまたはスマホで、自分が運行するスケジュールの「読取者」のメールアドレスでログインします。

※ 管理者としてログインしてQR読取を行う場合、管理者の権限を「設定を含めた全てができる管理者」と「確認と読取だけができる管理者」に分けることができます。権限を分けるには「設定」→「設定画面のロック」で設定します。 この設定により、このパスワードを知っている管理者のみ設定の変更ができます。

「QR読取」をタップします。運転士(または添乗する読取者)のログインメールアドレスが登録されたスケジュールが稼働していれば自動的に「バスモード」での読取となり、最初の場所(「スクール乗車」)と、 そこで乗車する児童のニックネームが表示されます。注意①:稼働中のスケジュールがない場合はバスモードの表示にはならず通常の読取モードになります。 注意②:ブラウザの複数のタブでQR読取画面を開かないでください。カメラ画像が表示されなかったり、QR読取機に接続できなかったりといった不具合が出ることがあります。スマホの場合、複数のタブを開いていても気づきにくいので特にご注意下さい。

カメラを使用する場合、必要に応じてカメラの「開始」「停止」をタップします。QR読取の時だけカメラを開始することで電池の消耗を抑えることができます。

QRを読み取る(児童が自分でQRをかざす場合)
読取機を使用する
QR読取機を使用するとスムーズな読取ができ、一つの停留所で多数の児童を乗降させる場合に便利です。対応機種や条件につきましては「導入計画から運用まで(バス乗降管理システム ~ QR だれドコ 導入タイムライン ~)」をご参照ください。必要に応じて下図右のようなQRのかざし方の説明を読取機の近くに貼り付けてください。


タブレットのカメラを使用する
スキャンのコツ:(カメラのレンズの場所は児童に分かりにくいので、レンズの周りにリング状のシールを貼ることをお勧めします。) カメラレンズから10~30㎝程度離れたところにQRコードをかざしてください。
イメージ:
児童にスキャンさせます。スキャンした児童からリストの消し込みが行われます。スキャンしたときに確認音(ピ)が出ます。 予定にない児童がQRをかざした場合はエラー音(ピピピピピ)が出ます(機種やブラウザにより音が出ない場合があります)。
既に乗車済みの人が別の停留所で乗車として(重複して)QRをスキャンする動作を行った場合は「読取済みです」 のメッセージが流れて読み取りは記録されません。
QRを読み取る(添乗者が児童の名札のQRを読み取る場合)
スキャンのコツ:10-30㎝程度離してQRコードをスキャンしてください。
イメージ:

園児・児童の名札のQRをスマホでスキャンします。

手動点呼
QRを忘れた児童を点呼したい場合は「点呼」ボタンを押すことにより手動点呼することができます。 点呼予定の児童が残り3人になると自動的に名前が拡大表示され、「点呼」ボタンが表示されます。 リストの名前をタップすることで手動で残り4名以上の時でも拡大表示することができます。

乗車の取り消し
登校時の忘れ物や下校時の保護者出迎えなどの理由により一旦乗車した児童を取り消して降車させる場合、名簿の下に表示されている「乗車取消」のボタンをタップします。このボタンをタップすることにより一時的に乗車取消モードに切り替わります。

乗車取消モードに切り替わると「取り消すQRを10秒以内に読み取ってください。」という音声アナウンスとともに、残り時間が表示されます。乗車取消モードの間は継続的に「ピッ、ピッ。。」という確認音が出ます。

(乗車取消モードの表示)
乗車取消モードの時間内に、降車する児童がQR読取機にQRを当てるか、添乗者が降車する児童のQRを読み取ります。これにより、一旦消し込まれた名前が消し込まれていない状態に戻ります。
運行中のスケジュールに関係する保護者等からの連絡を確認する
保護者からの連絡をバス運転手(添乗員)の画面から確認することができます。確認可能な連絡は、現在運行中のスケジュールに「乗降対象者」(※)として登録されている児童の確認者(保護者)からの連絡で、対象日が当日のものとなります。下図「表示」をクリックすることで連絡データを取得して表示します。

※乗降対象者とは、バススケジュールを作成する際に「乗降対象者の追加と削除」のボタンをクリックしてチェックをONにした児童のことを指します。
「表示」ボタンを押すことで連絡欄が展開され、運行中のスケジュールに関連した連絡が表示されます。「更新」ボタンをタップすると最新のデータを再取得して表示します。

QRを読み取った後の運行
すべて消し込まれると自動的にそのバス停が乗降済みとなり、数秒後に自動的に次の停留所とそこでの乗降予定者が表示され、停留所の名前が音声で読み上げられます。
QRの読み取りと乗降をすべての停留所で行います。すべての乗降が完了すると確認音とともに下記の完了メッセージが表示されます。

こんな時は。。
予定外の児童が乗車した場合
運行中のスケジュールに予定されていない児童のQRがスキャンされると「予定外」のメッセージが表示されます。 この児童を乗車または降車させる場合、「許可(点呼)する」をタップしてください。児童が間違ったバスに乗車しようとした場合など、 乗降させない場合は「許可しない」をタップしてください。

予定外の乗降が行われた場合、管理者に自動的に通知されます。

乗車予定の児童が停留所にいなかった場合
予定していた乗降者がすべて乗降しない状況で強制的に乗降を完了して次のバス停に進む場合は「強制完了」をタップします。 これにより、この停留所で予定していた乗降が未完了でも次の停留所に進むことができます。 「強制完了」ボタンはロックが解除されている状態でなければ表示されません。強制完了を行うと管理者に強制完了を行ったことが通知されます。

何らかの理由で運行を完了できなかった場合
運行が完了しない場合、運行履歴のデータが自動で送信されないため、「点呼データの手動送信」ボタン(「設定」ボタンを押すと表示されます)を押して手動で履歴データを送信してください。

運行中に通信が切断された場合
通信が切断された場合、「ネットが切断されました」というアナウンスが流れ、「表示更新」のボタンが「ネット切断中」表示に切り替わります。 また、ネット切断によって履歴データが送信できなかった場合は、「ネット接続を確認して了解ボタンを押して下さい」というアナウンスとボタンを表示します。 ネットが接続された状態で「了解」ボタンを押して下さい。

ネットの接続が復帰するとそれまで送信できなかったQR読取などのデータが自動的に送信されます。
お問合せ・ご要望
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